SFORZATO、「 DSP-03 」「 PMC-01 BVA」を正式発表!!
DSP-03 ネットワーク・プレーヤー \680,000(税別) メーカーサイト
PMC-01 BVA マスター・クロック・ジェネレーター \3,450,000円(税別) メーカーサイト
[DSP-03]
■ 徹底したジッター排除
高精度で、かつ超低ジッターのTCXO(温度補償型水晶発振器)を採用。-120dBc/Hz @ 10Hzの超低近傍位相ノイズの高性能クロック発信器を採用。さらに、クロックの分周、分配にはジッターが100fs (フェムト秒 = ピコ秒のさらに1/1000)以下の特別の専用ICを使用しています。また、D/A変換器のマスタークロックは差動信号で伝送。ジッターの排除を徹底しています。
■ D/AコンバータにESS9018Sを左右独立で使用
高性能D/Aとして有名なESS9018Sを左右独立に使用しています。ESSのD/AコンバータはデジタルPLLを内蔵し、高性能なマスタークロックを使うことで入力信号にジッターがあっても高音質を得られることが大きな特徴で、PLLのバンド幅を狭くすればするほど音質が向上します。(ただし、信号によってはロックしない問題が起こることが知られています。)DSP-03では、このバンド幅を究極まで狭くし、ゼロとしました。つまりESS内蔵のPLL使用をやめて、入力信号と完全同期で動作させています。高性能クロックと徹底的にこだわったクロックの分配、配線により、完全同期ジッターフリーの音楽をお楽しみいただけます。
■ 余裕ある電源
電源部は別筺体。トランスからのノイズを完全に遮断しています。デジタル、アナログ別々の大容量トロイダルトランス、超高速超低ノイズSiCショットキーダイオードを用いた大型で余裕のある電源が、力強い魂のこもった音楽再生に貢献しています。 本体内部では、D/Aコンバータ用アナログ3.3V, 1.2V電源には超高速低ノイズエラーアンプを用いたフィードバック構成のディスクリート電源を、アナログ出力回路用にはフィードバックを用いないタイプのディスクいリート構成の電源を用いています。さらにデジタル部分にはPOL(point of load)を徹底、それぞれのICが他の干渉を受けることなく100%性能を発揮、ジッターフリー再生を支えています。
■ こだわりの内部配線
電源、信号の配線には無酸素銅単線を使用。極力コネクタをつかわない手間のかかる配線方法を用いて、電源と信号の純度を確保しています。
■ 対応フォーマット PCMはもとより、DSDのネイティブ再生にも対応しています。
PCM: AIFF, WAV, FLAC, Apple Lossless, WMA Losslessをサポート。 サンプリング周波数は44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz, 176.4kHz, 192kHz、 それぞれ、16bit, 24bitデータに対応。(WMA Losslessは44.1kHz 16bitのみ)
DSD: DSF (DIFFには近日対応予定) 2.8MHz, 5.6MHz
将来のフォーマットにはソフトウェアアップデートで対応いたします。
■ ソフトウェアアップデート
デジタルデータ制御部は、ARM11による組み込みマイコンとFPGAによって構成されており、LANを通じたソフトウェアアップデートにより、常に最新の機能と性能にアップデート可能です。御購入後も常に進化し続けます。
■ 仕様
出力: RCA, XLR各1系統 2Vrms
入力: LAN RJ45 1系統
クロック入力: BNC端子50オーム 10MHz
[PMC-01 BVA]
■ 音質を決定するマスタークロック
ネットワーク・プレーヤー、D/Aコンバーター、CDプレーヤーなど全てのデジタルオーディオ機器は内部のクロックジェネレータがつくるクロックで動作しています。デジタル信号がオーディオ信号に変換されるとき、このクロックを基準に動作するため、クロックの質は音質を大きく左右します。マスタークロックジェネレータ PMC-01 BVAは機器内蔵のクロックよりはるか高品位なクロックを供給し、音質の劇的向上に貢献します。
■ 究極の近傍位相ノイズ
PMC-01 BVAの持つクロック発信器は、まさに究極の近傍位相ノイズ特性を持つBVA発信器です。発振周波数近傍での位相ノイズの少なさでは、ルビジウムやセシウム発信器と比較しても、その優位は圧倒的です。
ルビジウムやセシウム発信器は原理的に絶対精度や長期安定性に優れています。100年たっても狂わない時計を求めるのであれば、精度や長期安定性は最も重要な性能でしょう。しかし、デジタルオーディオに求められるクロックの性能、それは絶対精度ではありません。
楽器メーカーが使う最も高精度なチューニングメーター(ストロボスコープ)の精度は1/10セント程度です。1セントは半音の1/100。周波数に換算すれば数十ppm程度の精度となります。ごく普通のクリスタル発信器でも十分に得られる精度です。通常高級オーディオに用いる高性能発信器はその10倍程度の精度をもっており、それ以上の精度を求めることに大きな意味はありません。
デジタルオーディオに求められるクロックの性能、それはジッターを左右する近傍位相ノイズにあります。
PMC-01 BVAの近傍位相ノイズは 1Hz において -118dBc/Hz。一般的なルビジウム発信器では -70dBc/Hz 程度。有名オーディオメーカーがマスタークロックジェネレータに使う高性能な米国製ルビジウム発信器でも -100dBc/Hz 程度です。その差はまさに圧倒的です。
■ 堅牢な筺体
アルミブロックからの削りだしによる堅牢な筺体によって不要な振動、外来ノイズを極限まで抑えています。ひとつの筺体でありながら、電源とBVA発信器ユニットは全く別の部屋に収納され、その隔壁の厚さは30mm以上にもなります。
■ 余裕ある電源
PMC-01ではBVA発信器の性能を100%発揮させるため、大容量トロイダルトランス、超高速超低ノイズSiCショットキーダイオードを用いた、大型で余裕のあるディスクリート構成のアナログ電源を搭載しています。
■ こだわりの内部配線
電源の配線には関口機械販売株式会社様(アコースティックリバイブ)の協力により、楕円単線のPCOCC-A電線を使用。10MHz出力には、シールドに銅管を用いた曲げ直しのできないリジッドケーブルを使用しています。
■ 仕様
出力: 10MHz サイン波
出力インピーダンス: 50オーム
出力端子: BNC端子2系統
出力レベル: 7 dBm
発振ユニット: オシロクオーツ社 8607
電源: 100V 50/60Hz